思考は現実化する

自分の潜在意識を書き換えるために、自分が学んだ事を整理しまとめています。

「孤独」と「孤独感」

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 やはり、年をとると若いころにくらべ、からだの治りが遅くなるらしい。

久しぶりに罹ったインフルエンザを経て、そんな当たり前のことに今さらながら気づきました。

そして、からだが弱ってくると、こころも弱気になりがちなのも本当なのだろう。一人部屋で伏せっていると、普段よりも「孤独」の2文字を意識することも。こんな状態が続けば、きっと「孤独感」に苛まれてしまうかもしれない。そんな風に感じることもありました。

そこで、今回は「孤独」と「孤独感」について改めて自分なりに整理していこうと思います。

 

そもそも「孤独」と「孤独感」ってどういうことだろう

小学館のデジタル大辞泉によると「孤独」とは

こ‐どく【孤独】

仲間や身寄りがなく、ひとりぼっちであること。思うことを語ったり、心を通い合わせたりする人が一人もなく寂しいこと。また、そのさま。「孤独な生活」「天涯孤独」

 とあります。一方、「孤独感」とは

こどく‐かん【孤独感】

自分はひとりぼっちだという感覚。心の通じ合う人がなく寂しいという気持ち。

 

どうやら「孤独」が「ひとりぼっち」という〈状況〉を表しているのに対し、「ひとりぼっちで寂しい」という〈感情〉を表すのが「孤独感」のようです。

 

  • 話を聞いてくれる友だちがいない。
  • 恋人や結婚相手もいない。
  • 家族も、親も、子どももいない。
  • 所属する組織や会社、同僚や仲間もいない。
  • SNSなどで親しく交流する人もいない。

という〈状況〉が「孤独」なのに対し、

  • 話を聞いてくれる友だちがいないので”寂しい”
  • 恋人や結婚相手もいないので”寂しい”
  • 家族も、親も、子どももいないので”寂しい”
  • 所属する組織や会社、同僚や仲間もいないので”寂しい”
  • SNSなどで親しく交流する人もいないので”寂しい”

という〈感情〉が「孤独感」なのです。

 

「孤独」=「孤独感」?

では「孤独」な人は、みんな「孤独感」を感じているかといえば、けしてそんなことはないと思います。世の中には、自身の目標達成のために、あえて孤独な環境に身を投じる人もたくさんいます。

また、世界の偉人は、孤独を大切にしていたと考えられる名言を残している人も多くいます。

最高の思考は孤独のうちになされ、 最低の思考は騒動のうちになされる。

(トーマス・エジソン) 

孤独なとき、人間はまことの自分自身を感じる。

(トルストイ)

画家は孤独でなければならない。なぜなら、一人なら完全に自分自身になることができるからだ。たった一人の道連れでもいれば、半分しか自分ではなくなる。
(レオナルド・ダ・ヴィンチ) 

人生の中で、孤独は「自分と向き合うことができる大切な時間」。「孤独」はけしてネガティブなことだけではないし、「孤独」だからといって「寂しい」と思う必要はないのです。

 

「孤独感」はどこからくるの?

 

では、人はどうして「孤独感」を感じるのでしょう?

もしかしたら、それは「孤独」を〈特別な状態〉と誤解してしまうことが原因のような気がします。

 

そもそも、人は、一人ひとり、育ってきた環境も違えば、性別、年齢、体格、などなど、まったく同じ人は、世の中に誰一人いません。そして元々が異なる存在なのだから、他人と完ぺきに分かり合うことなんて、まず不可能なのです。  そういった意味では、人は生まれながらにして「孤独」な存在といえると思います。

 

「誰も、私のことを理解してくれない」

「本当のぼくのことなんて、誰もわかってくれないんだ」

それは当り前のこと。私たちにとって「孤独」なのは普通の状態なのです。

 

でも、周りの人たちと自分を比べて、あなたはふと思ってしまいます。

(あの人には、あんなに理解してくれる人がいるのに・・・)

(一方、私のことを本当に理解してくれる人なんて現れるはずもない・・・)

寂しい

 

 

でも、良く考えてみてください。

(あの人には、あんなに理解してくれる人がいるのに・・・)

 ⇒それは幻想です。本当に理解されているかなんて、誰にもわかりません。

(一方、私のことを本当に理解してくれる人なんて現れるはずもない・・・)

  ⇒それは、あたりまえ。普通のことなのです。

 

他人と比較して「自分って孤独だな」と思ってしまうから「孤独感」を感じてしまうのです。

でも「孤独」なのはけして”特別なこと”ではありません。誰にとっても普通の出来事なのです。

 

「孤独」を受け入れ世界とつながる

「孤独」はあなたを取り巻く〈状況〉なので、人によりそれぞれその〈状況〉は異なると思います。

人によっては、「生まれた時から天涯孤独」という人も、「いままで友達が一人もいない」という人もいるかもしれません。もっと過酷な〈状況〉の人もいるかもしれません。どうしようもない、とんでもない〈状況〉の人だっているかも。

 

その〈状況〉はけして、あなたが望んで選んだわけではないと思います。かといって、その〈状況〉に囚われて「寂しい」と思っていても、〈状況〉を変えることはできないでしょう。

 

それよりは、「誰にも理解されない」と「寂しく」思うよりは、あなたが「誰かを理解するよう」に努めましょう。

人は、お互いを完ぺきに理解することなんてできません。でも、お互いが理解しようとすることはできます。

そして、それが相手とつながること、ひいては世界とつながることなのだと思います。

 

人は誰もが「孤独」なのです。でも、それを理解するからこそ「理解されない」と寂しがらずに、「理解しよう」と努力することができると思います。

 

なんだか、はじめに考えていた内容とはちがってきてしまった気もしますが、「孤独」と「孤独感」について、今回はここまでとします。