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「不幸の連鎖」を断つためのシンプルな考え方

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こんにちは。

 

あなたは「不幸は連鎖する」ということについてどう思いますか?

 

例えば「虐待されて育った子は、自分が親になったら同じことを子どもにする」という話をよく耳にすることがあります。ほかにも「虐待を受けている子どもが、いじめっ子になっている」「以前いじめられたことのある子が、いじめっ子になっている」など。会社で「上司に理不尽に怒られ怒鳴られてきた人が、上の立場になると同じようなことをしてしまう」ということも似たようなところがあるのかもしれません。

 

これらに共通しているのは「自分が嫌だったことを、自分より弱い立場の人にしてしまう」ということです。そして、これは「家庭」「学校」「会社」など、社会のどのような組織でも起こりえることです。どうしてこのようなことが起こってしまうのでしょう。

 

今回は、「不幸の連鎖」が起こってしまう原因と、「不幸の連鎖」を断つためのシンプルな考え方について考えてみます。

 

どうして自分が嫌だったことを、自分がやってしまうようになるのだろう?

精神分析学者アンナ・フロイトによると、人間のこころの中には、自我の防衛機能のひとつとして「被害者が自分を攻撃した人と自分を同一視するという心理的メカニズム」が存在する」そうです。このメカニズムを「攻撃者との同一化」といいます。

 

例えば、子どもの頃に母親に虐待を受けて育った人が、大人になって自分の子どもを虐待してしまうケースでは、自分を虐待した母親と自分を同一化することで加害者としての罪悪感から逃れようという心理が働きます。

子どもの頃の親は正しかった。だから母にしつけられた自分が間違いであるはずがない

そんな思い込みが自らの虐待を「しつけ」と正当化し、エスカレートしてしまう要因になってしまうのです。

 

また、自らが嫌だったことをより立場の弱い人に体験させることで、自分が受けた傷を癒やそうとするため、この連鎖はより弱い人、立場が下の人に向かって続いていってしまいます。そして、1番弱い人たちは、やられっぱなしになり、追い詰められてしまうのです。

「虐待」「いじめ」「DV」「パワハラ」などは、「攻撃者との同一化」による連鎖が原因かもしれません。

 

 

「不幸の連鎖」を断つためのシンプルな考え方

「不幸の連鎖」を断ち切るには、自分が攻撃を受けても、それを別の人に連鎖しないようにストップする必要があります。しかし「攻撃者との同一化」は自我の防衛機能のメカニズムのため、口でいうほど簡単なことではないかもしれません。

 

そこで、今回は、私が普段こころがけているシンプルな考え方をご紹介します。

 

自分が嫌だったことをしない。

自分がうれしかったことをする。

 

何かをする際、ことばを発する際に、すぐに反応せずにまず考えるのです。

 

それは自分がされたらどう思うのだろうか?

それは昔の自分はどう思っていただろうか?

 

親であれば、自分の子どもに自分と同じような辛い思いをして欲しいとは思わないと思います。逆に、自分がうれしかったことも体験して知っています。どうせなら「うれしいこと」「喜ばれること」を与えたいものです。

もちろん「厳しくすることも必要」という場合もあるかもしれませんが、自分と同じようなつらい思いをせずに成長する方法だってあるかもしれませんし、それを考える方があなた自身もきっと楽しいはずです。

 

過去にいじめられたことがある人や、若い頃に上司に意地悪された人も、立場が変わったからといって、自ら嫌われる自分になる必要はないのです。そんなことを認めてしまえば、あなたは、ずっと立場の強い人に怯えて過ごさなければならなくなってしまいます。

「嫌なこと」に思い悩むくらいなら「うれしかったこと」だけを考える方が、幸せに暮らせるはず。そんな人がひとりでも多くなれば「不幸の連鎖」は起きなくなると思うのです。

 

でも、現在進行形で「虐待」「いじめ」「DV」「パワハラ」などを受けている場合は、とりあえず逃げ出すことを考えましょう。(間違っても攻撃相手に同情するようなことをしてはいけません。)

 

「不幸の連鎖」が起こってしまう原因と、「不幸の連鎖」を断つためのシンプルな考え方についての考察は以上です。