GWに子どもと「竹島」に行ってきました

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こんにちは。

あなたは竹島をご存知でしょうか?

私はこのGWを利用して、子どもと二人で竹島にいってきました。

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今回は、竹島についてご紹介します。

竹島をご存知ですか?

「竹島」は、三河湾にぽっかり浮かぶ、周囲約680メートル、面積約1万9000平方メートルの島です。(もちろん日本固有の領土であることは、歴史的にも国際法上にも明らかです。)

岸からの距離は約400メートルで、竹島橋で結ばれており、歩いて渡ることができます。とても小さなかわいらしい島ですが、65科238種の高等植物が自生し、島そのものが国の天然記念物に指定されています。

島の中央部には日本七弁財天のひとつで、開運・安産・縁結びの神様を祀る「八百富神社」があります。神社の奥からは三河湾を一望できる島の裏側に出ることができ、そのまま島の外周部を散策することができます。

竹島の近くには、蒲郡温泉、竹島水族館、蒲郡ファンタジー館、生命の海科学館、海辺の文学記念館などさまざまな観光施設が充実しています。

竹島に行こう!

そんな竹島は、私にとってとても思い出深い場所です。

子どもの頃に家族と潮干狩りにいったり、学生時代に夜、車で海岸に花火をしにいったり、デートをしたり。子どもが小さなときにも1度、来たことがあります。

しかし今回は、はじめから目的地が竹島だったわけではなく、近くの「愛知こどもの国」の帰りのついでの立ち寄りでした。

「竹島に行こうか?」

とたずねる私にすかさず

「え?あの韓国が不法占拠している?」 

と返す子ども。

家ではYouTubeばかり見ているような気がするのですが、知らないうちにいろんなことに詳しくなってきています。そんな国際情勢とは関係ない竹島に到着したのは日が落ち始めた17時過ぎでした。

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夕暮れに照らされる竹島園地
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三河湾に浮かぶ竹島
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海鳥がたくさん空を舞っています
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竹島橋から眺める夕日
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島までの距離は約400メートル

この竹島橋は、古くから縁結びの橋としても伝えられており、手をつないで渡ると結ばれるそうですが「渡っている間は決して振り向いてはいけない」ともいわれています。

(ちなみに、私が過去いっしょに訪れた女性とはその後全員別れています。)

恋愛運アップ!金運にもご利益のある「八百富神社」

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橋をまたぐ大きな鳥居が「八百富神社」の入口

島に近づくと大きな鳥居が見えてきます。この鳥居から先が「八百富(やおとみ)神社」です。鳥居をくぐった後は振り向いても大丈夫なようです。

写真は帰りの際(19時過ぎ)に撮影したものじつは、もともとブログで紹介するつもりではなかったので、神社内は写真を撮影していなかったりします。そのためここから先は、しばし文章でのご案内となります。

鳥居をくぐると島の頂上のお社様まで101段の石段が続きます。

八百富神社は安徳天皇の養和元年(1181年)に藤原俊成卿によって建立されたと伝わる大変歴史の深い神社で、あの江の島や厳島、竹生島と共に、日本七弁天の中に挙げられています。

かつて関ヶ原の合戦のまえの徳川家康も参拝したともいわれ、開運・安産・縁結びのご利益があるパワースポットとしても人気です。

境内に設置されている「福種銭(ふくたねせん)」は金運をUPさせてくれるといわれています。説明によると

「福種銭」をいただいて、お金が貯まったらお礼にそれをお返しして新しい「福種銭」を授けていただく

というもので、八百富神社に来た際にはぜひ初穂料を納めて授けていただきましょう。

また、八百富神社でおみくじを引くと大吉以上の「大大吉」がでることもあるのだとか。私はまだお目にかかったことはありませんが、いつかぜひ一度、この目でたしかめてみたいものです。

八百富神社の祭神は、天照大神が剣を折って霧を出した時に現われたと言われている市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)。日本神話の宗像三女神(むなかたさんじょしん)のうちの一柱で、たいへん美しいといわれる水の神様です。

他にも、四柱の御祭神として宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)、大国主神(おおくにぬしのかみ)、藤原俊成卿(ふじわらのしゅんぜいきょう)、豊玉彦(とよたまひこのみこと)が祀られています。

八百富神社 公式ホームページ 愛知県蒲郡市の観光名所「竹島」の神様

竹島をぐるりと巡る遊歩道を散策

豊玉彦命を祀る八大龍神社の奥をさらに先に進むと、三河湾の沖合に浮かぶ無人島「三河大島」を眺めることができる島の裏側に出ることができます。そこから島の外周部を散策できる遊歩道に出ることができます。(竹島は遊歩道と岩場をたどれば、島の外周部をぐるっと1周することができるのです)

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遊歩道からは海辺へ降りることができます。奥に見えるのは三河大島。

沖合に浮かぶ無人島「三河大島」は、夏には海水浴場が開設され渥美半島を眺めながら無人島で泳ぐことができます。

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浜辺でアサリをさがすも、見つかるのは貝殻ばかりです。

この日、竹島に到着したのは17時でしたが、夕暮れの浜辺で1時間以上ゆったり過ごしました。

夕闇に灯りが灯る竹島

日が暮れて夜の帳がおりる頃になると、竹島橋に灯った灯りが海に揺らめく幻想的な景観をみることができます。

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灯りが灯る竹島橋と八百富神社の鳥居
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橋の灯りがゆらめく水面
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海岸の建物の灯りもあたたかなオレンジ色に映える
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夕闇に浮かぶ竹島
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この鳥居の向こうに竹島橋が続く

 まとめ

今回は、愛知県蒲郡市にある「竹島」についてご紹介しました。

竹島海岸は日の出の絶景スポットとしても知られ、毎年、八百富神社で初詣して三河湾で初日の出を楽しむ人も多くいます。

この日は、夕方に訪れたこともあり、静かな散策を楽しむことができましたが、ゴールデンウイークの頃には潮干狩りでもにぎわいます。

また近くには、”日本の水族館で1、2位を争う建物の古さを誇る?”「竹島水族館」をはじめ観光スポットも多数あるため、海辺の景観を楽しみながらゆったり過ごすのにも良いところです。

とくに私のおすすめの場所は「海辺の文学記念館」。志賀直哉、谷崎潤一郎、山本有三、川端康成、井上靖、三島由紀夫などに代表される大正・昭和初期を中心とした多くの作家や文化人が滞在し、作品やエピソードを残した旅館「常磐館」の趣を再現した文学歴史記念館です。

ここでは1年から10年後の自分または家族などに宛てた「時手紙」を出すことができます。

以前、まだ子どもが小さかった頃に書いた手紙が、数年前に届きました。そのときの手紙に書いていたような未来にはなりませんでしたが、過去の自分から手紙が来るというのはなかなか新鮮な気分になるものです。

今回は、閉館時間後だったため書くことはできませんでしたが、機会があれば、いつかもう一度、子どもと一緒に時手紙を出しにきたいと考えています。

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多くの作家や文化人が滞在した旅館「常磐館」の趣を再現した海辺の文学記念館

今週のお題「ゴールデンウィーク2018」、私がゴールデンウイークに訪れた「竹島」の紹介は以上です。

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