ゲームソフト、旬に買うか?安く買うか?

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あなたは、新しいゲームが発売された時、すぐ買ってプレイしたい方ですか?

それとも安くなってから買う方ですか?

私は、どちらかといえば「安くなってから買う派」です。

今日の記事は、そんな私が、昨日、ゲオの初売りセールでWii Uのソフトを安く購入できたことをきっかけに書こうと思ったのですが、それだけではあんまりな気も。

そこで今回はゲームの買い時について考えてみようと思います。

ゲームソフトの買い時について

そもそもゲームソフトの買い時なんてことを考えてしまうのは「価格の値崩れの早さ」が原因だと思います。

発売日は6,000~8,000円くらいしたゲームでも数か月もすれば中古で3,000~4,000円くらいで買えるようになることも良くあります。前評判が高く出荷数が多かったのに実際の評価がいまいちだったゲームなどは、もうあっという間に値崩れしてしまいます。(昨年末に出たPS4の大作RPGのように)

人気があり面白かったゲームでも出荷数が多ければ1年もすればかなりお値打ちに購入できるようになる気がします。

実際、ゲームショップなどの販売価格も、夏休みやクリスマス、年末年始などの大きな需要が見込める時期になると「在庫のあるものは値下がりし、人気のあるもの(在庫の少ないもの)は値上がりする」傾向にあるようです。

そう考えると、ゲームソフトを発売日に定価で買うメリットはあまりないような気がします。

こんなこと書いていると、ゲーム業界の方や発売日にゲームを購入される方にお叱りを受けてしまうかもしれません。

でも、そんな私ですが、実はけっこう定価(もしくはそれに近い価格)でゲームも買っているのです。

2017年に私が定価で購入したゲーム

私が昨年、定価で買ったゲームといえば1番はやはり「Nintendo Switch」と「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」です。

「Nintendo Switch」はこの年末年始、かなり生産が追い付いてきたようで店頭でも良く見かけるようになりましたが、私が購入した夏くらいにはなかなか店頭で見かけることはありませんでした。

私も子どもと一緒にビックカメラの抽選に並んだり、会社の帰りに、毎日、ゲームショップに立ち寄るなどしてやっと購入できました。

ゼルダの伝説は、この年末にswitchを購入した人が一緒に購入するなどの需要もあり、店頭でもほとんど値下がりしていない状態です。

ゲーム自体の面白さはもちろんのこと、私の子どもが自分で購入した「エキスパンションパス」 の存在も価格低下の抑制に貢献していると思います。

この他のゲームソフトでは同じく「Nintendo Switch」の「スーパーマリオ オデッセイ」を購入。(子どもにはサンタクロースが購入したことにしていますが)

「Nintendo Switch」や「ゼルダの伝説」のようにすぐに値下がりしそうにないソフトは、私としてもそれ程、定価で買うことに抵抗はありません。クリスマスプレゼントのように「子どもが喜ぶもの」を購入する必要がある際も同様です。

2017年に子どもが定価で購入したゲーム

一方、昨年は子どももお小遣いをためてゲームを購入しました。そのゲームは「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3 プロフェッショナル」です。

ところで、私はこのゲームについては「自分なら定価では買わないだろう」と思っていました。

何故ならそれは、このゲームが完全版商法だから!?

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持ってるんですよ、プロフェッショナルではない「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3」も。_| ̄|○

ゲームメーカーさんには、売れるからといって子ども相手にこんな売り方ばかりしないで欲しいと切実に思います。

  ゲームソフトを旬に買わなくて後悔したこと

自分がやるゲームにはかなりセコイ私ですが、実はその結果、後悔したことも あります。

その前に、ゲームソフトを旬に買うことのメリットってどんなことでしょう?

値下がりを気にせずに購入するからにはそれなりにメリットがあると思います。

その1つは、やはり「人より少しでも早くプレイしたい」ということでしょうか。誰よりも早くプレイすればネットのネタバレなども気にせずに楽しむこともできます。

人によっては、すぐにクリアして値下がりする前に売り抜ける猛者もいらっしゃると思います。

他には、「みんなと楽しさや話題を共有したい」ということもあると思います。旬の時の方が学校やネットで話題になりますし、昨今のオンライン対応ゲームなどでは、人気が過熱している時でないとオンラインが過疎って楽しめなくなってしまう可能性もあると思います。

そして、この「みんなと楽しさや話題を共有したい」という気持ちを考慮しなったばかりに公開したことがあるんです。

それは、今か2年以上前の2015年、夏のこと。

子どもがゲームショップで1つのゲームソフトを手に取り買ってほしいといいました。それは当時、大人気だった妖怪ウオッチのアクションゲーム「妖怪ウォッチバスターズ」です。

しかし、私はその時、すぐには購入しませんでした。

まだ発売直後で値段も定価に近い価格だったこと。まだ、その前に購入していた「妖怪ウオッチ2」をクリアしていなかったこと。また、他の妖怪ウオッチ関連ゲームと同じように、まず値下がりするだろうこと。

そんなことを考えながら、子どもに

「まだ妖怪ウォッチ2もやってるし、もう少ししたらきっともっと安くなるから、そうしたら買おうね」

と伝えたのです。

その後しばらくたったある日の夜、普段、めったなことでは涙を見せない子どもが、目に涙を浮かべ私にいいました。

「学校で、誰もぼくの話を聞いてくれない」

!!!

よく話を聞いてみると、その頃、同級生の中で「妖怪ウォッチバスターズ」が大人気で、みんなその話ばかりしているので話が合わない、ということでした。(ちなみのその頃、うちの子が熱中していたゲームはパソコン版のマインクラフトです。それは、確かに話が合わないかもしれません)

別に、いじめられていた訳ではないとホッとした半面、その時の子どもの悲しそうな顔は今で忘れられません。

その経験により私は「子どもが欲しいゲームを旬に買わないことを躊躇するように」なったのです。

その後、子どもがYouTubeでスーパーマリオメーカーの動画を見ながら目をキラキラさせているのを見て、当時、すでに負けハード確定だったWii Uの「スーパーマリオメーカー スーパーマリオ30周年セット」を購入したのは、多分、その時の影響だと思います。

結局、ゲームソフトはいつ買うのが良いの?

とはいえ、ゲームソフトを発売直後に購入することにはやはりリスクもあります。

先に述べた「値崩れ」や「完全版商法」の以外にも、

購入直後はバグだらけでパッチが来るまで有料でバッグをさせられる

いくら発売後にパッチが当てられるからといって、最近は不具合のある状態で発売されるゲームが多いような気がします。他にも

「限定版」の特典が後から格安で購入できるようになる

ようなことは、熱心なゲームファンには本当にひどい仕打ちではないかと思います。

購入後のDLCが「はじめから入れておけよ」というような内容のもの

というのも「完全版商法」と同じくやめて欲しいものです。(※特定のゲームを指しているのではありません。)

その一方、完成されたゲームをより楽しめるような「DLC」「エキスパンションパス」 のようなコンテンツなら良いような気もするのです。そういった優良なコンテンツで長く楽しめることが分かれば、ユーザーもすぐには売らなくなりますし、結果、「値崩れの抑止」にもつながると思うのです。

「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」や昨年末に発売された「Xenoblade2(ゼノブレイド2)」などは、その典型のような気がします。

で、結局、ゲームソフトはいつ買うのが良いかということですが、ありきたりな回答ですが「あなたが、欲しいと思ったときに買うのが一番!」だと思います。

最後に私が昨日買ったゲームをご紹介

最後に、私が昨日、ゲオの初売りセールで購入したゲームソフトをご紹介したいと思います。

ゲオの初売りセールでは、1,480円(税抜き)以下の中古ゲームソフトをまとめて3本以上購入することで全品半額とかなりお値打ちな価格で購入することができました。

私が選んだのは、わが家では「スーパーマリオメーカー」専用ハードとして活躍したものの、最近ではすっかり日の目を見なくなってしまったWii Uならではの3本のソフトです。

『スターフォックス ゼロ+スターフォックス ガード』ダブルパック

『スターフォックス ゼロ』と『スターフォックス ガード』のパッケージ版がセットになったお得パックです。Wii U GamePadのジャイロセンサーを活かした操作方法が特長で、まさにWii Uならではの1本です。

私はそれ程シューティングゲームが得意ではないのですが、セットになった『スターフォックス ガード』が、以前うちの子どもが欲しいといっていたゲームだったこともあり選びました。

『XenobladeX (ゼノブレイドクロス) 』

モノリスソフトが手掛けるシームレスオープンワールドRPG。日本産のオープンワールドゲームの先駆けといえるようなゲームだと思います。最近、「Nintendo Switch」で「Xenoblade2(ゼノブレイド2)」も発売され人気ですね。

『幻影異聞録♯FE(げんえいいぶんろくシャープエフイー)』

『真・女神転生シリーズ』や『ペルソナシリーズ』などを手掛けるアトラスとインテリジェントシステムズの「ファイアーエムブレムシリーズ」のコラボレーションによるRPG。夢のコラボでこのゲームのためにWii Uを購入した人もいると思います。

この3本は、現在、どれもWii Uでしか遊ぶことのできないゲーム。(もしかしたら将来「Nintendo Switch」に移植されるかもしれませんが)

これでわが家のWii Uもマリオメーカー専用ハードから脱却です。

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しかも、今回のこの3本の購入価格は、なんと合計2,289円でした。

ありがとう、ゲオ!

やはり私自身は、どこまでいってもゲームは「安くなってから買う派」のようです。

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