思考は現実化する

自分の潜在意識を書き換えるために、自分が学んだ事を整理しまとめています。

王子、自分のおこづかいでゲームを買う。

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木曜日の夜、わが家の王子(小学3年生)が

「今度の土曜日にゲームを買いに行きたい」

といったので、昨日は二人で自転車で買い物に出かけました。

 王子、自分のおこづかいでゲームを買う。

さまざまな事情があり、子どもにはお小遣いをあげていなかったのですが、昨年3月より月300円のお小遣いを渡し始めました。条件は

「きちんとお小遣い帳をつけること」。

 

しかし、彼はそのお小遣いを一切使うことなく、毎月コツコツ貯金箱に入れていました。

はじめから、お小遣いを貯めて「ゲームを買うんだ!」といっていたのです。

その後、おばあちゃんから貰ったお小遣いなどもムダ遣いせず(というかまったく使わず)、何か欲しいものがある時も、私に買ってもらおうとするばかり。そのたびに、

「自分のお小遣いで買えばいいんじゃないかな」

「じゃぁ、いいや(´・ω・`)」

というやり取りを、何度も何度も何度も何度も繰り返してきました。

 

その彼が、とうとうそのお小遣いを使う。

買いたいのは『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3 プロフェッショナル』という2/9に発売された3DSのゲームです。

 前日譚

この話を聞いた翌日。

世間では「プレミアムフライデー」が導入される会社もある中、珍しく残業した私は、帰りにゲームショップに寄ってみることにしました。

市場価格の事前調査です。

ところが2軒のお店に寄ったもののいずれも

「うりきれ」

 

発売直後の週末に、息子と近くのイオンに行ったときにはたくさんあったのですが、この2週間で人気に火がついたのでしょうか?

すこし暗雲が漂います。

 

帰宅後、息子に、改めてゲーム購入について聞いてみます。

「明日、本当に買いに行くの?」

「そうだよ」

「それなら、なんでこの間、行ったときに買わなかったの」

「あの時は、財布を持ってなかったから」

「それなら、パパが立て替えてあげたのに・・・」

「〇〇ちゃん*1、自分のお金で買いたいんだよ」

どうやら、自分でお金を出して買うということも楽しみなようです。

 

その後、

他のお店で売り切れだったよ

とか、

もし、売り切れだったらどうする?

とか、

パパの買い物にも付き合ってくれる?

とか、いろいろ確認してみました。

その時は

「もし、なかったら諦めるよ」 

「パパの買い物にも一緒にしよう」

と、いっていました。

ゲームを探して

土曜日の朝。

以前から予約していた予防接種のため、病院に行った後、そのまま、買い物に行くことにし、自転車で出かけました。

 

病院で注射を打った際に「今日ははげしい運動は控えて」といわれたため、はやる気持ちを抑えて、いつもよりゆっくりペダルを漕ぐ息子。

この時も「もし売り切れだったらどうする?」とたずねていましたが、

「もし、なかったら諦めるよ」

と前日と同じ返事。

しかし、彼の頭の中に(私の心配通り)「うりきれ」なんて考えがまったくなかったことがすぐ判明しました。

 

イオンのおもちゃ売場の棚に並ぶゲームの売り切れ札のついたゲームパッケージを憮然と見つめる息子。

「うりきれだったね、けっこう人気なんだね」

「・・・ほしかったな(´・ω・`)」

 

その後、夕飯や翌日の食事のおかず、足りなくなった洗剤などを買いに、食料品売り場をめぐる間、ずっと不機嫌な息子。

いつもなら、試食コーナーに立ち寄るのを楽しむのですが、この日は「試食コーナーいっぱいだね」と水を向けても

「・・今日はいい。ああ、つ~か~れ~た~」

とつれない返事。予想通りですが

思い通りに行かなかったことがショックで、かなり八つ当たり気味です。

「じゃあ、帰りに別のお店に行ってみる?」と聞くも

「どうせ、無いから、いい」

と頑なに悲劇の主人公に浸り続ける息子を鼓舞して、帰りに別のお店に寄ってみることにします。

 

そこは、これまでに『妖怪ウォッチ2』や『Wii U スーパーマリオメーカー スーパーマリオ30周年セット』など、他の店で売り切れているゲームが残っていたことがあるお店だったので、今回も、と私も期待しました。

しかし、3度目の今回は売り切れでした。

 

ますますくもる息子の表情。

「もう1軒、行ってみる」という問いに頷く息子を連れて、大型スーパー併設の家電量販店に行くも、またも売り切れ。

 

息子の足取りが鉛のように目に見えて重くなります。

ちょうどお昼の時間だったので、予定外ですが、ここで軽くお昼ご飯を食べて行くことにします。

ごはんを食べながら息子に

「ここから3kmくらいのところにお店があるけど、電話して聞いてみようか?」

「電話で聞けるの?」

「自分で電話してみる?」

「パパ、してよ」

子どもと一緒に自転車で出かけることも楽しみの1つの私ですが、この日は、お店まわりで結構な距離(6kmくらいでしょうか)を走ったのと、あまりに息子が落ち込んでいるので、この日は素直に電話することにしました。

(今度の店がダメならさすがに諦めよう)

そう思いながら電話すると、

「それなら現在、在庫が3本ございます」

!!!

「3本、あるって」と伝えると、途端に元気になる息子。

「パパ、早く」

と自転車に飛び乗り、走り出します。

「場所、わかるの?」

「もう!パパが早くいってよ!」

とあらぬ非難を受けながらお店に向かいます。

お店までは約3km。

途中、ゆるやかな上りがけっこう長い距離で続き、いつもならすぐに

「つかれた~」

というところですが、この時ばかりは早い早い!

「行きが登りっていうことは、帰り道はラクチンだね」

と、当たり前のことを他愛もなく話しながら、二人でゆっくり自転車をこぎます。

 

お店に着き、ゲームのパッケージを見つけ満面の笑みを浮かべる息子に

「買っておいで」

と声を掛ける。

うれしそうにレジに向かう息子。

「5,054円です」

といわれ、財布から貯金箱から出して詰め込んだ千円札2枚とたくさんの100円玉を取り出します。

(店員さん、ごめんなさい)

 

店員さんが、息子と一緒に数を数えてくれます。

帰り道は、ゆるやかな下り坂が続く直線で、あっという間に家に着きました。

息子のはじめての、自分の貯めたお小遣いでの買い物のお話は以上です。

  


 

私は、子どもの頃に、父と二人で一緒になにかしたという記憶があまりありません。

父は私よりも、私の弟ばかり見ているように(当時の私には)見えました。

(本当はどうだったかはわかりません)

 

先日、息子と二人で実家に行き、実家にある古い自転車を2台借りて、二人で出かけました。

息子と自転車で出かけ、自分が生まれ育った昔のまちのことや、普段あまり目にしない自然の様子、日常の様子などをたくさん話しました。

(息子は将来、この時のことを思い出すことがあるだろうか)

と思いながら、私にはとても幸せな時間でした。

 

帰って休憩している私たちを見ながら、私の母が父のいる横でひとこと。

「この人は、本当に、あんたたちのことほかってばかりだったのにね」

(あなたたちとは、私と私の弟のことです)

 

そのとき「なるほど」となんとなく納得してしまいました。

(父のためにフォローしておくと、年に1回は(近くの温泉などですが)家族旅行に連れて行ってくれ、年に何回かは、家族で海や山、こどもの国などにも連れて行ってくれていました。

母がいうのは、私と弟に目を掛けるのは母ばかりだった、ということです。)

 

大人になってから気づくこともあります。

私の父は(現在進行形で)とても不器用な人です。

でも、父自身は、早くして自分のお父さんを失くしてしまったので、きっと、父親がどういうものか知らなかったのだと思います。

 

自分が子どもの時には気づかなかったことが、とてもたくさんあったことに気づいたのは、一人暮らしをはじめた時、結婚して家族を持った時、子どもができた時、でした。

それを知ってからは、皮肉たっぷりなものいいしかできない不器用な父のひとことひとことに、不機嫌にならなくなりました。

(離れて暮らし、距離があるからということもあります。)

そして、子どもに対しても、何かいわれても「今は、わからないよね。しょうがないよね」と、思えるのです。

 

以前、こちらでも書きましたが、何かが発生した時、何か人からいわれた時、

「出来事」⇒「解釈」⇒「反応」

というプロセスがあります。

父からいわれたことに対して、私に対しての「心配」「愛情」があると、私が「解釈」すれば、やさしい気持ちで「反応」できます。

 

子どもが、何かしても、何かをいっても、私はどんな時でも「子どもを愛してる」と決めて、その前提に「解釈」するように心がけるようにします。

(たまに、ものすごい速度でリアクションして、失敗することもあるけれど)

私は、この子を愛する、と決めた。

できれば、うちの父のように不器用ではなく、もう少し素直に伝えられるようにしたいと日々思っています。

 

最後に、素敵な父と母の記事を紹介して、今日の記事は終了です。

ma-corpus.hatenablog.com

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今日も、元気いっぱいで過ごしてくれたわが家の王子に、そして、ここを訪れ最後まで読んでいただいたみなさんに感謝いたします。

ありがとうございます。

*1:『〇〇ちゃん』息子はうちでは自分のことを名前ちゃんづけで呼ぶ。ちなみに友達の前ではオレになるσ(゚∀゚ )オレ